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【太地町立くじらの博物館】くじらは太地の住民、とても近い存在である

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3月25日に「#南紀横断イルカと旅」と題しまして、和歌山県にある「太地町立くじらの博物館」に行って参りました。

コチラも御覧ください♪
https://www.bluefieldnet.com/nankicrossing2018_01/

目次

きっかけはある1本のYouTube動画から

Twitterで、海や水族館、イルカたちが好きな人たちとつながりたくて、検索しフォローさせていただいたり、記事をリツイートしたり、コメント入れたりさせていただきまして、おかげさまで行動開始から3ヶ月でフォロワー100名(現在も継続中です)増えました。
検索している最中にとある1本のYouTube動画を見たのです。

大量のイルカを惨殺している動画でした

もう見たくはないのですが、それは確かヨーロッパのどこかの動画だったのです。
それを見て涙を流しました。

その話をすると「太地町でも追い込み漁やってるよ」との話も聞きます。
追い込み漁や、イルカを捕獲して水族館で売買されてるのは知ってましたが、当時の自分は「太地町では同じことを。。。」との思いでした。

オフ会に参加したことで、考え方が変わりました

その数日後に、イルカとクジラが好きな人達が集まる「イルクジ・ナイト」に参加しました。
鯨アーティストのあらたひとむさん主催の会で、「これは行かなきゃ!」と、とても貴重な会やと思いました。

そこで話されているのは、みんなイルカクジラが大好きということはもちろんですが、太地町のこととか、捕鯨に関しての争いとかあるんかなとも思いましたが全くそんな感じもなく、ちらっと聞いたのですが皆答えは

「それはそこの文化であり、知った上でみんなクジラが大好きなんですよ」
と聞いて、びっくりしました!

そこで、太地町に行けば自分の思いが変わるのかな?と感じて、太地町に行くことになりました。
では、くじらの博物館がどの様なところだったかをご紹介します。

シロナガスクジラの全身骨格標本


エントランスから外に出る扉を開くと、そこにはシロナガスクジラの全身骨格標本がお出迎えしてくれました。
ものすごくでかかったです!実際に見るとこんなに大きいんだ!と、感動しました。

腹ビレのあるハンドウイルカの展示

資料館には、腹ビレのあるハンドウイルカ「はるか」展が開催されていました。過去に飼育していた珍しいハンドウイルカで、学術的にも貴重な個体として様々な研究がされていた資料が展示されていました。
生前の姿が見たかったです。

白いハナゴンドウとハンドウイルカ

「マリナリュウム」という水族館には、珍しい個体がいます。

白いハナゴンドウ

アルビノハンドウイルカ

また、スジイルカやマダライルカなどの貴重な個体も飼育されております。

イルカパフォーマンス

くじらの博物館のイルカパフォーマンスは、音声ガイダンスのもと、イルカの生態についての説明やパフォーマンスが行われていました。

ハンドウイルカ

カマイルカ

彼らは、もともと陸で生活していたのですが、海に住む様になり進化を遂げて来たといいます。
とても賢いですね。

クジラパフォーマンス

クジラのパフォーマンスも音声ガイダンスに沿って進行されております。
こちらは自然の入り江で作られた敷地で行います。

ジャンプはダイナミックに水しぶき飛びます。

かわいい一面も♪

ハナゴンドウ2頭とオキゴンドウ1頭で行い、パフォーマンスが終わると飼育員さんの解説で餌やりを行ってました。

ハナゴンドウ

オキゴンドウ

入り江には魚も泳いでいるけども、ちゃんと飼育員さんや私達お客さん(オプション)からの餌をもらうんですね。泳いでる魚は食べない様です。

ふれあい桟橋

桟橋には自由に行き来できるので、間近でイルカやクジラたちが見られます。
また、バケツ1つ300円で餌も与えることが出来ます。

こんなに近くで見られるのはなかなかないかと思います。

餌があってもなくても、こうやって顔を出してきます(笑)

イルカとクジラの違い

なぜ同じエリアにイルカとクジラいるの?と疑問に思った方もいるかと思います。
実はイルカとクジラの違いって大きさだったんです。

ちなみに、イルカもシャチも「クジラ科の動物」なんです。

博物館本館では、捕鯨の歴史がたくさん

本館には骨格標本の他に、生態学で観たクジラの展示から、人とクジラのか代わりに関しての資料がたくさんありました。
中でも印象に残ったのは、クジラは多種多様な部分で使用されていたことや、昔から代々伝わる文化、その文化が進化して今に至るまでが描かれていました。


館内にも骨格標本を吊り下げ展示されていました。


鯨は食べる以外にもたくさんの利用方法がありました。
これは多彩やなと感じました。


鯨船のデザインは和風テイストのカラフルな配色でした。
捕鯨道具も古式から進化された道具の展示もありました。日本も太地町以外にも行われたり、海外からの取り入れなどもあり、人とクジラの関係などもかなり深かったんだと思いました。

実際に行ってみて、肌で感じたからこそ伝えたい事があります。

文化は否定してはいけない

1本のYouTubeを観て、そこから疑問に思ったこともたくさんありました。
ですが、くじらの博物館もそうですが、その後から行く飲食店であったり宿泊するホテルもクジラ一色だったので、この町は「クジラが好きな人達が集まった町」でもあり、「クジラは住民なんだ」と感じました。

いただきますの文化

小学生の頃に、1度だけクジラの竜田揚げを食べたことがあります。
食べるのは久々ですが、とても美味しいと感じました。
クジラを食べることにはほぼ抵抗がなく(イルカはまだ少し。。。)
今日はとても楽しかったし、楽しませてもらえたクジラさんたちに感謝の気持ちを込めて「命をいただきます」との思いがあったからこそです。

文化を肌で感じた今言える率直な感想

私たちは魚も牛も豚も鳥も食べます。
イルカもクジラも無駄にはせず、ちゃんと細部まで私達の生活の中の一部になる様な、ここまでこだわりが強いのか!って思うくらいの愛情を感じました。

ますます好きになり、また行きたい、何度でも行きたい博物館でした。
ちなみに夏になると、博物館隣の「くじらの浜」で一緒に泳ぐことが出来ます。
この時期にも行きたいですね。

太地町立くじらの博物館へのアクセス

〒649-5171 和歌山県東牟婁郡太地町太地2934-2
「JR紀勢本線特急くろしお」で「太地」駅下車
「太地」からはコミュニティバスが走っていますので「くじら館」下車すぐのところにあります。
徒歩では歩くスピードによりますが、約25分で到着します。

車でのアクセスは、以下HPをご参考にしてください。
http://www.kujirakan.jp/index.html

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